葬儀のキリスト教的意義 

 

教会は葬儀において、何よりも復活信仰を表明し、キリストによって死者を神のみ手にゆだねる。死からいのちへと過ぎ越されたキリストによってあがなわれたことを信じる教会は、葬儀において神の偉大なわざを記念し、感謝をささげる。

 

 それは、死んで復活されたキリストに洗礼によって結ばれた信者が、キリストとともに死を通って生命に移るよう、すなわち故人が清められて、聖なる選ばれた者とともに受け入れられ、キリストの再臨と死者の復活を待ち望むよう祈るためである。

 

 したがって教会は、死者のためにキリストの過越のいけにえをささげ、彼らのために祈り、懇願する。こうして、互いにキリストのからだの部分として交わっている者は救いのわざにあずかり、遺族、参列者は希望と慰めを受ける(ローマ規範版1参)。

 

教会の葬儀は、死者のために祈ることのみを目的としているのではない。生者のために祈る場でもある。

 

 神ご自身が、悲しみのうちにある遺族の力、励ましとなってくださるように祈ると同時に、洗礼によってキリストの死に結ばれた者が、その復活にも結ばれることができる、という復活への信仰を新たにし、宣言する場でもある。(ローマ規範版10参照)。

 

 

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〈イエスは人々に言われた。〉「父がわたしにお与えになる人は皆、わたしのところに来る。わたしのもとに来る人を、わたしは決して追い出さない。わたしが天から降って来たのは、自分の意志を行うためではなく、わたしをお遣わしになった方の御心を行うためである。わたしをお遣わしになった方の御心とは、わたしに与えてくださった人を一人も失わないで、終わりの日に復活させることである。わたしの父の御心は、子を見て信じる者が皆永遠の命を得ることであり、わたしがその人を終わりの日に復活させることだからである。」

 

ヨハ 6:37-40

 

 

 通夜の式次第  


 

1.開祭の歌 

 

 「主よみもとに」(しおり59p

 

2.司祭の招きのことば

 

3.聖書の朗読、説教

 

4.オルガンの間奏

 

5.ともに祈る

 

(一) (しおり8p

 

(二) 

 

(三)

 

聖歌

 

「主はわれらの牧者」(しおり50p

 

(五) (しおり15p

 

6.聖歌「いつくしみ深き」(しおり60p

 

7.結びの祈り

 

8.退堂

 

  聖歌「わたしは復活し」(しおり47p

 

9.遺族代表の挨拶

 

10.献花・焼香

 

   「主にまかせよ」(しおり61p                           

 

   「やさしきみ母」(しおり63p            

 

   「神のはからいは」(しおり56p

 

 

 葬儀ミサの式次第 


 

1.入祭の歌

 

 「ガリラヤの風かおる丘で」(しおり47p

 

  あわれみの賛歌 典礼聖歌集207

 

3.言葉の典礼

 

  第1朗読

 

  答唱詩編

 

  アレルヤ (しおり47p

 

  福音、説教

 

4.共同祈願 

 

5.感謝の典礼

 

  奉納の歌 

 

 「神の注がれる目は」(しおり57p

 

  感謝の賛歌 (典礼聖歌集209

 

6.交わりの儀

 

  「主の祈り」

 

  平和の賛歌 (典礼聖歌集210

 

  聖体拝領 (ご聖体を受けられるのは、 

 洗礼を受けたカトリック信者で、

 心の準備のできた方です。)

 

  拝領後「神のはからいは」(しおり56p

 

7.告別式 

 

  聖歌 「神を敬う人の死は」(しおり51p

 

結びの祈り

 

聖歌 「わたしは復活し」(しおり47p

 

退堂

 

弔電

 

遺族代表挨拶

 

献花

 

「主にまかせよ」(しおり61p

 

「いつくしみふかき」(しおり60p)     

 

「主よみもとに」(しおり59p)   

 

「神ともにいまして」(しおり58p

 

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